今日はちょっと抽象度の高い話かもしれませんが、発信するしないとか、今後どんなビジネスを展開していくかに関わらず、
2025年問題とか言われ、実際に経済危機や食料危機、自然災害、戦争などの社会的な問題も起きつつある現代から、この先をどんな視点を持って生きていけば安心なのか?
みたいな、なかなかニッチな話を書いておこうと思います。
私や周りの経営者もこの視点で今後の展望や事業計画練っていて、こういうのは早く知っといたほうが対策立てられていいよねと思ったのでシェアです。
この視点で世界を見れるかどうかでこの先生き残れるかどうかが変わってくるので、今のご自身がどのステージであれ、頭の中に入れといてください。
ようは「時代を見ましょう」って話なんですが、あまりにも人を選ぶ話なので表では絶対出しません笑
グロウネストアカデミーにいるみなさんだけを信頼して話します。
では本題入りますね。
個の時代とか風の時代とか、一億総発信者社会とか、全国民起業家社会とか。
「会社に勤めていれば安泰」みたいな価値観がだいぶ壊されてきたなとは思うのですが、それでもXやnote、Threadsといった「狭い世界」しか見ずに暮らしている人が大半です。
もちろんそれが悪とかいけないことだと言うつもりは一切なく、使い方が理にかなっていれば、それらのプラットフォームを使うのは自由です。
私も理にかなった使い方をしています。
ただ、AIの進化のほうが人類の進化よりも爆速で進んでいくことがわかりきっている現代で、いつまで「今」に適応しようともがくのか?ってところが、私としては疑問でしかないわけです。
シンプルに考えて、3〜5年先のそう遠くない未来に、今より想像できないくらいにAIが進化していたら、我々「人間」に残されているものはなんでしょうか?ってのを考えてみてほしいんですね。
気づいてる人はもうみんなその対策の準備を始めているわけですが、(今からでもギリなくらい。早い人は去年の今頃から仕込んでます)
彼らはどんな視点で考えているかというと
「AIがいる環境下で、人間にしかできないこと、人間にしか残せないものってなんだろう?」
ってことです。
これの答えは至極シンプルで、「AIには絶対できないこと」をひたすら考え抜けば出てきます。
たとえば、「AIがある=便利」ですよね。
この逆を考えます。
すると、「AIが(でき)ない=不便」というのが見えてくるはずです。
不便なもの、ことってなんだろう。
と考えると、
「時間とお金を使って手間をかけて山奥に行く」とかいう案が出てきたりします。
「不便さ」ですね。
これはAIには実現できないもの=人間にしかできないものです。
いま「イマーシブフォート東京」や「ジャングリア」というテーマパークが作られていますが、それらも「AIには作れない体験の場」を提供しているので、今後も残るし、むしろ不便さや人間くささを味わいたいという人間の欲求にバチッとハマって、ここからニーズは大きくなるはずです。
んで、体験以外にも「人間にしか残せないもの」として「思想や価値観」というのがあります。
AIは「情報を精査する・まとめる」のは得意でも、「自ら考えて新しい何かを生み出す」というのは不得意です。
ここは逆に人間が得意なところ。
極端な例を言えば、ブッダの言葉や空海の言葉、禅の言葉といった「思想系コンテンツ」は、とてつもなく長い期間、今日という現代まで受け継がれていますよね。
こうした「思想」は、人間だから生み出せる知的財産(IP:Intellectual Property)のひとつです。
AIが情報を精査してまとめたり、一瞬でコードを書いたりと「情報を扱うことのプロ」として生き残っていく世界なのであれば、
私たち人間は、「思想や価値観、ビジョンを扱うプロ」として生き残っていかなくては、AIに仕事を奪われ、生きていく価値を感じられなくなり、それこそ無価値感に襲われるでしょう。
んで、この事実に気づけていない人は焦る間もなく無価値感に苛まれるはずです。
なので、ここで私が何を伝えたいかというと、
これからビジネスを立ち上げる人も、もうビジネスを走らせている人も、「今後はIP(知的財産)をつくる意識で動け」ってことです。
自分が生み出し遺していける知的財産は何か。
Web3領域ではNFTアートとかありますが、誰も1番が取り組みやすいのは思想や価値観の部分だと思います。
今後インフルエンサーはAIの台頭により淘汰されていきますが、「思想や価値観」は伝播していき、波や世界、時代をつくるものなので、淘汰されることはまずありません。
なので、その一歩目として、「自分軸を定めましょう」と表で言いまくってます。
で、自分軸がないことには思想も価値観も生まれません。
だから「自己対話」をして「自己理解」を深め、「自分の価値観や思想」を言語化できる状態にある必要があるわけです。
思想というのは読んで字のごとく「何を考え思っているか」でしかないので、どれだけいろんな価値観・情報に触れて、持論を展開し、世間に受け容れられるように仕組むかが肝だと思います。
自己対話しましょう。
今からでも遅くありません。というか、これを読んだあとすぐに自己対話を習慣化させる行動を起こしてみてください。
「自分はこの事象に対しては何を思うのか」
「なぜそう思うのか」
こうして自分とお話するだけです。
何も難しくはありません。
自己対話して、自分の思想を磨いていきましょう。
その磨きがかかった思想をどう広め残すのか、どうビジネスニ反映させていくのかは、また別にコラムに書いたり、コンテンツ撮ろうと思います。
少しでも考えるきっかけになれば幸いです。
ほなまた!

